FUTTERMAN OTL-3M-L/R (22)
写真:試聴中:放熱のためにファンで上向きに排熱しているが、シャーシに底蓋をつけるので、別のファンで下から空冷する予定。
先に製作調整したL側アンプのトラブルに悩まされていましたが、ようやく解決、無事に安定に働くようになりました。
トラブル内容は、電源を落とした時、ボコボコ発振のような現象が起こる
解決策は、出力管下側のバイアス電源のコンデンサ容量不足でした。ここに100V470uFを投入して、電源断時のバイアス電圧の低下を緩やかにした
良く考えたら、バイアス調整VRを10kから2kに変更する前まではこんな現象は起こらなかったのだから、すっかり忘れてしまっていた。後に製作したR側はこの対策が既にしてあった。
この下側バイアス電圧の掛け方は、このアンプの立ち上げ下げに影響するのがわかっていたのに、ついうっかりして忘れっぽくなった
写真:矢印:ケミコン追加。ここは後に修正します。
しかし、無事解決、やれやれ(ホッ!)
電源OFF時のトラブルが解決したので試聴してます。
最初はなんだこの音は?と言う感じだったが、30分もすると素晴らしい響きになってきました。
負荷8Ωで50W、16Ωでは90Wを超えるハイパワーアンプなので、スピーカーを飛ばさないように注意します。
スピーカー:axiom301(15Ω)
音源:オーディオPC+bughead
強烈な熱のため、ファンで空冷してますが、6LF6付近のシャーシ側面が手では触れられないほど熱くなります。これは
6LF6の真空管ソケットからの熱を効果的にシャーシに逃がしてくれているようですが、ソケットを上付けにしたのはこの放熱対策として少しでも熱をシャーシ表面から逃がすためにしたものです
しかし、すごい迫力ですね、さすが大出力アンプです。
写真: 試聴風景、左側のPCがオーディオ専用PC、ここによく聞くCD約100枚分の音源が入っています。
明日は配線整理しよう