フッターマン OTL-3 製作(2)
そもそもこのアンプが私の手元に来たのは、ヤフオクに出ていたからです。出品者は京都市内の方でしたので、頑張って落札しました。引き取りに行きましたら、出品者は私をご存知の方でどこかの会合でお会いして名刺の交換をしたことがあるとの話。私はまったく覚えてなかったのですが、話しているうちにだんだん思い出してきました、年ですね。既に旧知の仲だったのです。何かのご縁でした。
出品者のご自宅で撮影
背後にご愛用のオーディオ機器が写っていましたがカットしOTL-3のみにしました。
ということで、頑丈に作られた超重量級のアンプを車に乗せて帰ってきたのはよかったのですが、重すぎて私一人の力では三階の工房へ運び上げることができません。仕方がないので階下(1階の居間)で作業することにしました。
写真:階下の部屋で作業開始
重い上蓋を外すと中が見えますが、恐ろしいアンプでした。
音源は携帯用CDP、スピーカはテスト用の小型ガラス瓶スピーカ、入力ボリュームが無いので常用のATT、ATTの後ろは小型発振器。この1台は動作品、他の1台は故障品。
内部、右側はケミコン類が3列にぎっしり詰まっている。手前は電源トランス、左側はアンプ基板、中央後方に電源用リレーが見える。