FUTTERMAN OTL-3M/R (3)
昨日(7/7)の作業
OTL-3M/Lの動作確認
先に完成しているL側について、電源スイッチON/OFF時の動作確認。ON時は大事ないが、OFF時には大容量電解コンデンサ(11700uF)に溜まった電荷で、出力管6LF6に過大電流(メータを見ていると200mAが460mA近くになり、球としては大丈夫だが精神衛生的には良くない)が流れるので、抵抗で強制的に放電するようにしたことの確認。これで過大電流はなくなり、動作時の電流から徐々に減少することを確認した。
問題が一つ残った、それは主電源DC350Vが少し高めに出る事だ。これはRコアトランスのレギュレーションが良いためかライン電圧AC100V時にDC360V程度になる。予定では330V程度になると考えていたが。ケミコンのWVは350V、SVは400Vなので若干オーバー、工業用高信頼ケミコンなので大丈夫かな。爆発すれば大変!、
写真:10W4.7kΩで強制放電、ACスイッチと連動している
のでDC350Vを放電させるので短時間といえど10Wの抵抗でも熱くなる。ACスイッチは大型の3回路のものを使っている。真ん中の接点は遊ばせているが、これはスイッチON時はDC電圧350Vが常時かかるのでAC100V側へリークしないようにしている。スイッチ接点間の耐圧はAC240Vなので何とか安全な範囲。
OTL-3M/R 昨日の作業
ぼちぼち進めてますが、この雨模様と湿度が高く調子が出ない。
写真:定電圧電源部(未完成)