フッターマン OTL AMP の製作

フッターマン H-3 OTLアンプ の調整法

FUTTERMAN OTL-3M/R (20)

FUTTERMAN OTL-3M/R (20)

発振対策、安定動作対策

先に発振対策したのは、出力管6LF6の発振対策でしたが、今回は回路の安定動作のためにする対策です。

 

これはオリジナル回路には記載してあり、私が勝手に省いて電気チェックし、後で取り付けようとしていたものです。これは先に取り付けておくべきでしたね。

オリジナルフッターマンOTL-3と同じように作れば、間違いなくちゃんと働きます、

 

 写真:右下に見える青いブロックコンデンサーを追加、NF抵抗に270pを追加、スピカー端子にゾベル回路0.27u+51Ωをを追加

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2台とも対策が終わり、安定動作を確認して試聴しました

 

写真:試聴中、スピーカーはFAL(8Ω)、音源はFM

 

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2台並べると、出力管付近がたちまち熱くなりますのでファンを引っ張り出してきました。

出力60W/8ΩクラスのOTLアンプですから、出力管付近のシャーシは手で触れないくらいに熱くなります(室温も30度くらいあるが)

ファンは丁度出力管の上あたりに置いて上向けに空気を吐き出しています

丸い木棒が目障りですが、シャーシをひっ繰り返したときに、バランスよくなるようにつけてありますので、調整が終われば取り外します

 

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暑くて聴くこともまならないので明日朝の温度が低い間に落ち着いて聞いてみよう。 

 

調整作業で残るのはLR間の特性バランスと自動特性測定ですです、