フッターマンH-2型 OTLアンプの製作(4)
温故知新「テスター1丁でだれでも成功する」
写真:自作H-2
私の記憶を辿ると、フッターマンH-2型 OTLアンプを知ったのは昭和30年代中ば、ラジオ技術誌に掲載された製作記事でした。下記に写真があります。
それで前身のH-1があり、それが改良されてH-2が発表された事がわかった。
その後、H-3が発表され、特異な回路設計で注目を浴び、商品化されて我が国にも輸入されました。
国内でも、H-1、H-2、H-3は自作例が多く発表されています が、ヤフーブログにその辺りのことを掲載してあったのが、残念ながらブログ廃止と共に消えてしまった。
(手元にその折りの資料が残っていれば、見つかり次第掲載します。)、
と言う事で、このH-2は発表されてから半世紀以上経つ真空管 OTLアンプの古典的存在です。
写真:H-1回路図
出典 武末数馬著「 OTLアンプの設計と製作」から巻末から引用
ラジオ技術誌1961年5月号がら、吉村貞男氏の発表
今は貴重な資料です。(昭和36年、私23歳)
このサブタイトルに
「テスター1丁でだれでも成功する」
とあります。
と、言う事で本当にテスター1丁で出来るか?
も確認したいと思います。