フッターマン OTL AMP の製作

フッターマン H-3 OTLアンプ の調整法

フッターマン OTL-3 製作(6)

 

フッターマン OTL-3 製作(6)

 当時(2018年夏)このOTL-3の修理記録はヤフーブログに同時進行で投稿していました。ブログを見ていただいていたW氏から助け船があり、代替ケミコンがあると連絡をいただきました。(W氏へ改めてお礼申し上げます、ありがとうございました)

渡りに船とばかりにご好意に甘えてケミコンを譲っていただくことになりました。

届いたケミコン 350v560uF 50個 日立製のHU3型105℃ケミコン

 

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 一見うまく取り付けられるように見えるが・・・

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ケミコンは現用品360V600uFより少し低耐圧低容量350V560uF、径は35mmと少し太い。
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これを使うことにしたが、取り付けをどうするか?元のケミコン取り付けエポキシ板に並べてみたが直径が太く8個並べるとギリギリ並ぶがケミコンバンドで取り付けるにはスペースが足りないし、ケミコンバンドを別に調達しなければならない。しかしバンドを付けるとなると8個並ばない。

強力両面テープで取り付けるには、元の丸穴があってわずかしか接着面がない・・・

 

いろいろ思案した結果、50×20アルミLチャンネルを買って、強力接着テープで張り付けることにした。これはケミコンの放熱対策にもなるので好都合。

折しも時は真夏、汗をふきふき2台分のケミコンブロックを製作して交換した。幸い階下はエアコンが効いているので作業は楽ちん、三階の工房は朝の涼しいうちに作業をするように。

 

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 50×20L型アルミチャンネルにうまく並び、シャーシの取り付け位置も元のところへきちんと収まる。50mm幅もエポキシ板とほぼ同じ寸法。

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ケミコンは強力接着テープで張り付けてあるだけなので上向きに取り付けることに。これであれば下向けの穴はあけなくてよいし配線も楽である。

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 1.2mm裸線を2本捩ってパラレルにつなぐ

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うまく収まった

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ケミコンへ配線をつなぎこむ

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これでテストができる状態となった、やれやれ。