フッターマン OTL-3 製作(10)

フッターマン OTL-3 製作(10)

 実はこの話には後日談があります。

この大きくて重いアンプは、私一人では3階のオーデイルームにもって上がれないので、メインスピーカで聴くことができません、保管するにも場所を取るし、1階に置いていたので正月を前に、家内からは何とかしてとせかされる始末。それでメインスピーカーで音を聴く機会もなく、大変残念ながら泣く泣くヤフオクへ戻すことにしました。

2018年12月に引き取り条件で出品、落札されましたが引き取りは後日にということ了解しました。丁度雪のシーズンに入って雪国からの来宅は難しかったようで3月の下旬に引き取りの連絡が入りました。

 このアンプを使おうという人はどんな人だろうかと思い、当日は醍醐LPコンサートで使用するゲンコツスピーカを用意し、すぐに試聴できるようにと通電し手ぐすね引いてお待ちしておりました.。ところが思いもよらず若いロシア青年がお見えになりました。日本語はほとんどわからず、引き取りに来た、とだけ言って車に積み込んでさっさと帰ってしまい、あっけにとられました。

若者の片言の日本語から落札者はどうも新潟のロシア貿易業者らしいことがわかりました。

その後は何の音さたもなく今日に至ってますが、今頃はロシアに渡ってちゃんと活躍してるかなぁ～、などと思い心配になります。

 フッターマンOTL-3の修理記録を忘れないうちにと思って投稿しました。長らく駄文にお付き合いいただき、真にありがとうございました。この投稿が何かのお役に立てばと思います。

 自作OTL-3が具体的になるまでこのページはお休みにしますのでご了承ください。これでフッターマンOTL-3の顛末記はお終いにします。

ではでは。