フッターマンH-2 OTL 6C19P×8
モノラル2台の製作(12)
あらかたの調整ができました
最大出力は15W/8Ωとなりました
ひずみ率や周波数特性などには問題ありません
フッターマンH-2型はテスターのみでもバイアス調整できますし、配線間違いや部品不良がなければ一発で働きますので、OTLアンプ入門にはもってこいです
オリジナルフッターマンH-2アンプの出力管は12B4Aですが、多くの垂直偏向出力管、水平偏向出力管が使えます。
また、電圧レギュレーター管などバイアスの深い6080や6C33Cなどは不向きです。
RCHの通電調整の間にエージングのためオーディオルームに引っ越し、監視しているテスターの電圧は6C19Pの合計プレート電流で107mAです
長時間運転に差し支えないように右側板には空気穴をあけてますが、これはプリント基板に空気穴がないために設けたものです
その効果あってかシャーシは意外と熱くなりません